緑黄色野菜に含まれるカロテノイドと呼ばれる色素成分の一種です。
摂取後に消化管内で脂肪酸が外れたフリー体ルテインへと変換された後に吸収され、血中から目の網膜の中心部にある黄斑部に選択的に取り込まれることが知られています。黄斑部には黄斑色素と呼ばれる色素が集まっており、紫外線やブルーライトなど短波長の光をさえぎる作用や活性酸素を捕捉する作用により、目の網膜を守ることが知られています 1, 2) 。また、ルテインエステルの摂取により、黄斑色素濃度が上昇することが示されています 3, 4, 5) 。これらのことから、ルテインエステルは日常生活で受ける光の刺激から目を保護することで目の健康を維持する作用があると考えられています。