スピルリナは藍藻類に分類される藻類の一種で、幅5μm、長さ400μmほどのらせん形をした単細胞生物です。食物繊維や鉄分、β-カロテンなど数十種類もの栄養素を含みます。
色は濃い緑色をしており味は海苔に似ていて、他の藻類と比べ消化吸収に優れているのが特徴です。
スピルリナの機能性については、海外では抗酸化作用や抗炎症作用についての研究が多く、生活習慣病やメタボリックシンドロームなどの緩和作用、脳神経系の改善作用が報告されています。特にヒト臨床試験では、高脂血症や高血圧症の人を対象にした試験、アレルギー性鼻炎に対する試験でそれぞれ有用性が示されています1)。