ヘンプシードとは麻の実のことです。中央アジアの原産で熱帯から温帯にかけて栽培されます。麻は夏、黄緑色の小花を穂状につけ、秋に実が熟します。
ヘンプシードには植物性のタンパク質やマグネシウムなどのミネラル、必須脂肪酸、ビタミンE、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。有益な栄養素があるため、多くの民によって12000年以上栽培されてきました。1990年代のアフリカの大飢饉では、赤十字のような支援団体が栄養を取るため、ヘンプシードを使って、「かゆ」を作っていました。
ヘンプシードは、オメガ-3、オメガ-6、たんぱく質、食物繊維のいい供給源となります。これらの栄養素が肌の健康、心臓血管の健康、関節の健康、女性の健康、認知機能、眼の健康を改善し、またダイエットをサポートするといわれています。