紅麹はベニコウジカビによって米などのデンプンを発酵させたものです。古くから食材として利用されており、紅酒や紅豆腐といった発酵食品に使われてきました1)。 この紅麹中に含まれるのがモナコリンKです。モナコリンKは紅麹菌が発酵を行うことで産生される物質で、コレステロールの生合成に関与しているHMG-CoA還元酵素を阻害することで、コレステロールの低下作用を有するとされています2)。