メキシコや南アフリカなどの砂漠地帯に育つ多肉植物であり、樹液がシロップとして食用になります。テキーラ等のアルコール飲料の原料として用いられるので有名な植物で日本名「リュウゼツラン」ともよばれます。
シロップの主成分は果糖(フルクトース)であり、血糖値の上昇が穏やかであるため、低GI(グリセミックインデックス:食後血糖値の上昇の指標)のシロップとして知られています。また、アガベには水溶性食物繊維であるイヌリンという多糖類が含まれていることが知られています。イヌリンには、ビフィズス菌など有益な腸内細菌を増やす働きがあり、おなかの調子を整える働きがあります1,2)。