期待されるはたらき
・脂質異常症の緩和作用
・免疫細胞の活性化

根昆布は昆布の根の部分です。昆布の身体を支え、成長の起点となる為、昆布よりも栄養に富んでいると考えられています。

ヨウ素、カリウム、マグネシウム、食物繊維、そして近年注目されているヌメリ成分のフコイダンが多く含まれています。

昆布の機能性は食物繊維にあります。その主成分は、野菜や穀物に含まれる食物繊維とは異なった化学構造を待つ、アルギン酸とフコイダンになります。昆布のヌメリ成分にはこの二つの多糖類が含まれています1)。アルギン酸では、高血圧やコレステロールに関係する脂質異常症などの緩和作用が確認されています。またフコイダンでは、免疫細胞の活性化や抗菌作用の研究成果が報告されています。

根昆布が含まれる食品

アルギン酸

【参考文献】

1)青木.日本味と匂学会誌14 (2) 145-152 2007年8月