期待されるはたらき
・体脂肪量を低下させる
・体重及びBMIの増加抑制
・体重と体脂肪量の低下

甘草の根茎から抽出された成分です。

甘草に含まれるグラブリジンを始めとしたポリフェノールは、脂肪酸を分解する酵素を活性化させ、あわせて脂肪酸を合成する酵素の働きを抑制し、結果として体脂肪量を低下させると考えられています1,2)。グラブリジンを3%含有する甘草抽出物100mgを12週間摂取させた臨床試験では、体重及びBMIの増加抑制、ならびに体重と体脂肪量の低下の間の相関性が報告されています3)。さらに100mg~300mgを8週間継続摂取させた試験では、摂取前と比較して体脂肪量の低下が認められました4)。なお、この試験において300mg摂取したグループでは、摂取前と比較して体重、BMI、内臓脂肪量の低下が認められています。

【参考文献】

1. Kamisoyama H et al.. Biosci Biotechnol Biochem. 2008 72(12):3225-3231.
2. Honda K et al.. Anim Sci J. 2009 80: 562–569.
3. Tominaga Y et al.. J Health Sci. 2006 52(6):672-683.
4. Tominaga Y et al.. Obes Res Clin Pract. 2009 3:169-178.