マキベリーは南米チリ原産のホルトノキ科植物「マキ」の果実であり、アントシアニンを豊富に含む濃紫色のベリーです。
チリ南部の先住民族は古くから野生のマキベリーのジュースを作り、滋養強壮や健康増進のために飲用してきました。その効果として、滋養強壮、健胃、鎮痛、解熱、でき物、のどの痛みなどに有効であると伝えられています。
近年の生理活性に関する研究では、抗酸化作用、抗糖尿病作用、動脈硬化予防作用などが報告されています。
成分のデルフィニジン-3-サンプオシド-5-グルコシド及び、デルフィニジン-3,5-ジグルコシドについては、網膜疾患の予防につながる可視光誘発視細胞障害の抑制効果が示されています。デルフィニジンには、美容やエイジングケアへの関与が期待できる強い抗酸化活性があり、総アントシアニンに対するデルフィニジンの割合は、ビルベリーやカシスと比べても多くなります1)。